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撮って出し風_海外の映画祭から翌日くらいの朝の番組

カンヌ、ベルリン、モントリオール、(ヴェネチアは関わったことがない)、香港。。

たくさんの映画祭があります。

テクノロジーがこれだけなんでもできそうな雰囲気の中、

フランスで撮影した動画をすぐに日本に送信するなんて簡単。ではないんです。

 

世界中にネット回線が張り巡らされて、国家や……ではないですが、

やっぱりちょっと遠くなると、多分ですけど経由地とかいろんな兼ね合いがあるんですかね、

非常に遅くなります。

しかも、編集してあんまり圧縮しないで送るとなると、結構たいへんな作業です。

 

カードデータをポンっ。と、送るだけでも大変ですが、

30分でAVCHD撮影で、 ENGとかでもだいたい5GBくらいかなぁ。

それでも結構たいへんです。

今、ギガファイル便とかあってすごい簡単なのに。平気で10ギガとか送ってくる人いるのに。

 

一番の解決策は、もうお金です。笑

海外とのやりとりが多く、専用のネット回線をもっているスタジオにお願いして安定した回線状況で動画をアップロード&ダウンロードします。

もちろんお金はかかりますが、これが一番確実です。

 

其の次に。

データをもうプロレズLTとかにしてしまって、

大体2ギガ位になるように小分けにしてアップロードするやり方。

これは編集の人は海外で朝までコースです。

じっさい、現地のホテルにつかないとネット環境わかりませんし、

まずテーブルどこですか?

とか、コンセントあります?

とか、コーディネーターなんでいないんですか???

とか、たしかに英語話せますけど。

フランス語話せませんけど。などなど、ホテルの部屋で晩酌するのも大変なテンヤワンヤーです。

 

それでも、次の日の午前中って言い方なんですかね。

ニュースなどで流したりするために、

日本の編集スタジオに入ったりしてデータを受けます。

 

山の手の真ん中らへんにあるそのスタジオでデータを受けて、

そこからまた編集。テレビ局に納品するイベント撮影映像だったりすると10分〜15分くらい。

 

それをスタジオでうけて、そこからそのままスタジオでHDCAMで量産体制です。

XDCAMまであと少しですが。

これが2020年とかで5Gが主流になってきたら、またさらにかわるのでしょうね。

圧縮コーデックも更に進化して、めっちゃちっちゃなサイズで編集も楽々。みたいな。

 

スマホでほいほい動画送れて。

そんな時代があと、3年くらいでくるかもしれませんが、

一番お金がまだ動いているだろうテレビ局は、基本テープで、その慣習はもう少し消えそうにないので、

東京オリンピック前後まではなにも変わらないのかしら。

 

どーうなんですかね。

下手したら、スマホみたいなデバイスで、フェイスタイムみたいな感じで、

海外の動画を生配信で60インチ全然だいじょうぶです。

みたいになったりするのかもしれません。

んーん。

どうなんでしょ。

 

まあ、やったことない場所でつかったことない機材のことは、

聞いちゃうのが一番ですよね。笑

 

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